ICTは言語と同じように、重要なコミュニケーションツールです。本校の授業でもiPadを活用し、生徒の意見や回答を収集し共有することで、全員の発言や意思表明を共有します。また、それぞれの意見や回答に対し返事を書くことで、複数パターンの添削や指導をクラス内で一瞬にして共有することにも活用しています。家庭にテキストや課題を配信することにも使用します。

開智のICT環境整備

  • 生徒、教員全員が1人1台「iPad」を保有
  • 各教室に電子黒板機能付きのプロジェクタを設置
  •  教室、職員室に「Wi-Fi」整備(課外活動ではポケットWi-Fiも使用)
  •  GSuite for Educationを導入し、教員生徒に一人一アカウントを配付

活用しているアプリ例

国語:AII国語辞書

中1:ロイロノート

数学:GeoGebra Classic Qubena

英語:Listening Trainer Voscreen-LearnEnglish

理科:ウゴトル SPARKvue モーションショット

逆Vid:逆方向に再生する

数学の授業では

記述式で答える数学アプリ「Qubena」を利用しています。中1の代数では、生徒が自分のタブレットでアプリを使って取り組み、タイミングを見て先生が数学の用語やつまずきやすい点を黒板で整理します。授業の終わりに確認テストを実施。幾何の授業では、ロイロノート(アプリ)を利用して、生徒が各自のタブレットを使用して提出した証明問題を教師が添削、また、生徒同士で自分たちの考えた解答を共有して良い解答を作ります。

英語の授業では

中3、高1を対象にスタディサプリEnglish の「日常英会話コース」を活用します。週1回のトレーニングクラスで自分のレベルに合った課題を自由に選び、週4レッスンを自分で行うのがノルマです。さらに高1、2を対象に「ネイティブクラス」を開設しました。この授業では、積極的に英語を話すこと、生徒同士も英語で話すこと、「日常英会話コース」の課題にも自主的に取り組むことが主な条件です。自分から取り組むことで、本当に英語が楽しくなって、サプリの課題をどんどんすすめる生徒が増えています。生徒が主体的に授業を選べる環境で少人数制の理想的な英会話クラスを展開中です。

いろいろな場面で

Web会議システムでホームルームや個人面談を実施しています。
授業をはじめ、探究発表会などの発表でも生徒たちはICTを活用します。
また、高学年になると自分の理解が十分でなかった分野を振り返って、スタディサプリやQubenaを自主学習に利用しています。

生徒企画の外部講師を招いてのクイズ大会
英国フィールドワークでもタブレットで
※スマートフォンやiPadを適切に使用できるよう、モラル教育、指導をしています。